初めてのオフショア開発も安心!効果的な体制構築ガイド

IT人材不足や開発コスト削減が求められる中、多くの企業が「オフショア開発」に注目しています。海外の優秀なエンジニアを活用することで、コストを抑えつつプロジェクトを推進できる一方、成功のためには適切な開発体制が不可欠です。
オフショア開発には、直接やり取りを行う「オフショア直体制」や、日本側がサポートする「ハイブリッド体制」があり、それぞれに利点と課題があります。
本コラムでは、各体制の特徴や選定のポイントについて解説し、最適な体制選びのヒントをお届けします。

1. オフショア開発体制の基本知識

オフショア開発には主に「オフショア直体制」と「ハイブリッド体制」の2つの体制があります。どちらもコスト削減やリソース確保のために有効ですが、プロジェクトの特性に合った体制選定が重要です。

1.1. オフショア直体制

オフショア直体制では、発注企業(お客様)と受注企業(オフショア)が直接やり取りを行います。お客様は要件の検討やオフショア側への指示出し、納品物の確認などを担当し、オフショア側が設計から開発、テスト、保守まで対応します。進捗管理はオフショア側が行い、ブリッジSE(BrSE)や通訳を通じてコミュニケーションを行うことが一般的です。

1.2.ハイブリッド体制

ハイブリッド体制は、お客様とオフショアの間に、日本側の要員を配置してサポートする体制です。日本側の要員は、お客様の事業所に常駐し、要件検討や定義の段階からお客様と一緒に対応することが多いです。この体制では、日本側の要員がオフショアチームの進捗管理や成果物の確認、品質の確認等を行うため、オフショア開発のコントロールがしやすく、お客様の負担も軽減されます。

オフショア体制のイメージ

2. それぞれの体制のメリットとデメリット

オフショア開発の体制選定には、プロジェクトの特性やお客様の状況を考慮した判断が求められます。

2.1.オフショア直体制

•メリット: 日本側の要員を配置しない分、コストの削減が可能です。また、日本国内のIT人材不足が続く中、優秀な海外人材を直接確保できるため、リソース確保のメリットが大きくなります。
•デメリット: 受け入れ体制が整っていないと、要件説明や指示出しに時間がかかり、コミュニケーションミスや文化・言語の違いが障害になることがあります。定期的な報告や進捗確認が必要です。

2.2.ハイブリッド体制

•メリット: 日本側要員が常駐し、要件検討からプロジェクト管理までをサポートするため、オフショア開発のコントロールがしやすく、品質向上が期待できます。日本語でのコミュニケーションが可能で、要件の伝達ミスも減らせます。
•デメリット: 日本側要員のコストが発生し、オフショア直体制と比較して費用が高くなることがあります。また、必要な人材を確保するのが難しい場合、プロジェクトの開始が遅れることもあります。

3. お客様にとって適切な体制の提案

3.1.オフショア直体制が適しているケース

オフショア直体制は、要件が明確な企業やオフショア開発の経験がある企業に適しています。指示内容がシンプルで、オフショア開発拠点との直接やり取りに慣れている場合、コスト削減と高いパフォーマンスが期待できます。特に、お客様の受け入れ体制が整っている企業には有効です。

3.2.ハイブリッド体制が適しているケース

初めてオフショア開発を行う企業や、要件が曖昧でまだ固まっていない企業には、ハイブリッド体制が適しています。日本側の要員が進捗管理や要件定義をサポートすることで、プロジェクトがスムーズに進行し、要件伝達の精度も高まります。また、オフショア開発に不安がある企業には安心してプロジェクトを進めるための体制となります。

4. ブライセンの支援事例

ブライセンでは、長年の経験とノウハウを活かし、お客様のニーズに応じた柔軟な体制を提案しています。案件ごとだけではなく、一つ案件の中のフェーズごとにも柔軟に体制を変えることが可能です。以下実際対応した案件事例をご紹介致します。
事例1: がまかつ様
兵庫県の「がまかつ様」は、オフショア直体制を活用し、ベトナムのBrSEと直接やり取りを行っています。お客様側の受け入れ体制と、ブライセンの豊富な経験を活かし、コストメリットを最大化しつつプロジェクトを迅速に進行しています。

お客様の声をこちら

事例2: 大手銀行様
初期段階では日本側要員が主導し、要件定義をサポート。その後、オフショア開発拠点での進行に移行し、段階的に体制を変更することで、効率よくコスト削減と品質向上を実現しました。

ブライセングループは1984年に日本で設立し、1997年からベトナム、ミャンマー、カンボジア、韓国に拠点を展開しています。海外拠点は子会社で、日本本社出身の管理メンバーが品質基準の教育・管理を行い、密接な協力体制を築いています。また、オフショア拠点の離職率は1%未満で、長期プロジェクトでも安定したチームが継続的に関与。文化・言語の違いは、経験豊富なBrSEがサポートし、スムーズな進行を実現しています。

お問い合わせフォームはこちら