開発体制の安定化

日本・ベトナム・ミャンマー・カンボジア・韓国の5ヶ国の拠点にて
システム開発を展開し安定した体制を構築

ブライセンでは、開発において社員の入れ替えが激しいという課題に対し、
独自の取り組みとして、社員の入れ替えを予防するための環境整備やサポート体制を強化しています。
それでも人員の変更が発生した場合に備え、プロジェクトの品質を維持するための仕組みと体制を整えています。
適切な体制を整えるための豊富な選択肢から、万全のサポートを提供しています。

開発要員の入れ替えにおける課題

  • プロジェクト管理の複雑化

    • 計画の変更

      スキルや経験が異なる要員が入れ替わることで、プロジェクト計画やスケジュールを頻繁に見直す必要が生じ、プロジェクト管理が複雑化します。

    • 一貫性の欠如

      開発スタイルやコードの書き方は開発者により異なるため、プロジェクト全体での一貫性が失われ、コードのメンテナンスや将来的な拡張が難しくなります。

    • コミュニケーションの課題

      開発者の入れ替えにより、チーム内のコミュニケーションが断片化しやすくなります。

  • 品質の低下

    • コードの一貫性の欠如

      コーディング規約が統一されていない場合、新しい要員が独自のスタイルで作業を進めることで、コードの一貫性が失われ、保守性や可読性が低下します。

    • モチベーションの低下

      チームメンバーがプロジェクトに対する責任感やモチベーションを持ちにくくなり、品質向上に対する意識が低下する可能性があります。

    • コミュニケーションの不足

      チーム内のコミュニケーションが断絶しやすくなり、情報共有や問題解決が遅れることで、開発効率が下がり、品質に影響を及ぼします。

  • 引き継ぎ不足

    • 引き継ぎ情報の抜け漏れ

      引き継ぎが頻繁に発生すると、情報が抜け落ちたり誤解が生じやすく、複雑な技術的詳細やプロジェクトの背景を正確に伝えることは難しいです。

    • 時間的制約

      引き継ぎに十分な時間が確保されないことで、新しい要員がプロジェクトに慣れる時間が不足し、効率的な知識移転が行われないことが課題となります。

    • 属人化した業務リスク

      特定の要員に依存した知識が多い場合、引き継ぎの際にその知識がうまく伝わらないことがあり、重要な情報が失われるリスクがあります。

  • コストの増大

    • 知識引継ぎの工数増加

      社員の入れ替えに伴い、プロジェクトの知識を新しい担当者に引き継ぐための工数が発生し、人材コストが増加します。

    • 品質低下による修正工数発生

      引継ぎが不十分な場合、システムの品質が低下し、結果としてバグや不具合が増加してしまうと、追加の修正工数が必要となり、コストが増大します。

    • 要員教育の手間

      新しい社員やプロジェクトメンバーの教育には時間とリソースが必要です。短期的にプロジェクトの進行が遅れる可能性があり、教育コストが発生します。

最適な開発要員の確保に向けたご提案

  • 海外人材との密な
    コミュニケーション

    ブライセンは、国内・国外に豊富なエンジニアを抱えており、海外人材についてもに正規雇用で採用し、言語を含めた教育を徹底しています。日本の社員も可能な限り現地を訪れ、仕事や会議、懇親会を行い、実際に顔を合わせて相手とコミュニケーションをとることで、開発要員の入れ替えリスクを最小限に抑えた組織体制を実現しています。

  • 海外拠点の現地と
    密接な関係による
    安定したリソース確保

    ブライセンのベトナム拠点は、1997年に始まった「子供の家」支援を通じて、27年以上にわたりフエの地域に深く根付いてきました。社員の愛社精神は非常に高く、2023年の離職率はわずか0.28%です。子供の家出身の社員がリーダーとして活躍し、社員旅行やスポーツイベントを通じて家族のような関係を築いています。
    さらに、カンボジアやミャンマーの拠点でもCSR活動を積極的に行い、地域との密接な関係を構築しています。

  • 担当者の急な退職があっても
    品質担保ができる
    仕組みと体制
    を構築

    担当者の急な退職にも対応できる品質担保の仕組みと体制を構築しています。この体制は人に依存せず、システムを活用して品質を確保することを重視しています。具体的には、品質チェックを行うシステムや仕組みを導入し、チーム全体で品質を維持する体制を整えています。さらに、グループ全体でドキュメントベースのやり取りを行う文化を持つことで、情報の共有と継承をスムーズにし、担当者の交代時にも影響を最小限に抑えています。

ブライセンのシステム開発が選ばれる理由

  • 豊富な
    人材リソース

    日本本社、ベトナム、ミャンマー拠点合わせて800人のリソースがあります。また、ベトナムの国立大学第3位フエ大学と産学連携し、大学卒社員がエンジニアの50%を占め、毎年20名~30名採用しています。上流工程から開発/テストまで対応。日本側はお客様窓口となり一緒に要件定義・管理行っていくハイブリッド体制提案も可能です。

  • 40期蓄積した
    豊富な実績

    当社は40期目のソフトウェア開発会社であり、海外進出してから15年の実績で蓄積されたノウハウと高い技術力を持っています。
    WEB、モバイル、組込、AI等多種の業務に対応。大手企業様(直請け)、SIer様、銀行様などお客様と10年以上長期取引実績が多数あります。

  • 高い設計力

    システム開発は一般的に何度も手戻りが発生し、コストが大きくなってしまうことが多くなります。
    当社はお客さまのご要望を満たした設計を重要視しており、短期間でかつ手戻りのない開発を提供します。

システム開発の流れ

  • 1

    お打合せ

    課題を丁寧にヒアリング。開発会社だからどんな課題にも柔軟に解決方法をご提案できます。

  • 2

    システム開発/導入

    開発企業だからできる効率の良い開発で、コストを抑えて短期間で導入いたします。

  • 3

    運用開始

    操作方法などを丁寧にご説明。サポート窓口は技術に詳しい担当が対応するので、待たされることなくすぐ対応します。

  • 4

    導入後サポート

    導入後も技術スタッフが丁寧にサポート。
    現場にも訪問し、機能追加にも柔軟に対応いたします。