ブライセングローバルニュース 2025年12月号②|フエの「こどもの家」に学ぶロイヤルティと、アジア市場を拓くベトナムDX戦略
1.【幸福を仕組みにする組織】離職率0.14%を支えるブライセンベトナムの文化
ブライセンベトナムでは、社員のウェルビーイングを重要な経営要素と捉え、毎月の誕生日を祝う取り組みを継続しています。
これは単なる福利厚生ではなく、「一人ひとりの成長と成功を大切にする」という企業理念を日常の行動に落とし込んだものです。

(毎月開催される社員誕生日イベントの様子)
~安心して働ける環境が生む安定性~
社員が長く安心して働ける環境は、結果として**離職率0.14%**という極めて高い定着率につながっています。
人材の入れ替わりが少ない開発体制は、ノウハウの蓄積と品質の安定をもたらし、プロジェクトの継続性を高めます。
ブライセンは「社員の幸福が、顧客価値を高める」という考えのもと、長期視点で信頼できる開発体制を構築しています。
■URL:【現地レポート】ブライセンベトナムの感謝と祝いの場(Facebook)
2.【DX成熟国ベトナム】最前線で培われたノウハウを業務システムへ
ベトナムのEV配車大手サインSMが、ラオスで法人向け電気タクシー事業を開始しました。
これは、ベトナム発のDX技術が国内用途にとどまらず、ASEAN全域で通用する水準に達していることを示しています。
~最前線の知見を実装へ~
ブライセンは、こうしたデジタル化の最前線で蓄積される技術や設計思想を、フエ拠点を通じて日本企業の業務システム開発に反映しています。
最新DXの知見を、安定した人材リソースで継続的に活用できる点こそが、ブライセンの大きな強みです。
■URL:EV配車サインSM、ラオスで法人向け電気タクシーサービスを展開 – VIETJOベトナムニュース
3.【製造業高度化とIT人材】フエを起点にした先行型人材戦略
ベトナム企業キムロンは、国産化率80%を目指す自動車エンジン工場をハノイに新設しました。
この動きは、ベトナムが組立拠点から、高度な技術力を備えた製造国家へ移行していることを示しています。
~産業進化を見据えた人材育成~
ブライセンは、こうした国家レベルの産業高度化を、フエ大学との長年の連携を通じて人材育成に反映しています。
製造業やサプライチェーン領域の高度な業務にも対応できるIT人材を、安定的に提供できる点がブライセンとの協業価値です。
