グローバルニュース 2025年12月号①|離職率0.14%の安定リソースと、日本勤務で質を高 める現地Comtor戦略
1.離職率0.14%が示す「人材の安定性」と理念の力
ハノイ市が「世界で最も幸福な都市」ランキング17位に選ばれたことからも分かるように、ベトナムはQOLが高く、働きやすい環境が整っています。こうした背景のもと、ブライセンベトナムでは社員735名規模でありながら、離職率0.14%という極めて稀な数字を実現しています。
その根底には、1997年から継続してフエ市の児童養護施設「こどもの家」を支援し、卒業生を受け入れながら組織を育ててきた歴史があります。社会貢献の姿勢が従業員の強い信頼感や愛着を生み、開発体制の安定性へ直結しています。
ベトナムの高い幸福度と当社の理念の実践が、長期的に安心して任せられる開発体制を形づくっています。
■URL:世界で最も幸福な都市、ハノイが17位 – VIETJOベトナムニュース
2.ベトナム人Comtorが日本勤務を開始 ― 技術連携を強化
ブライセンベトナムのComtor IT部門に所属するトラン・ティ・フォン氏が、日本プロジェクトの強化を目的に、一定期間東京本社での勤務を開始しました。
今回の取り組みは、現地エンジニアと日本側チームの協働をさらに密にし、技術共有や品質向上を進めるための施策です。
当社では今後も継続的な人材交流を行い、オフショア開発の精度とコミュニケーション力の向上を促進してまいります。

■URL:フォン氏の日本勤務開始に関する現地投稿(Facebook)
3.ベトナムIT教育の進化と、フエとの連携が生む技術基盤
ベトナム政府はハノイ工業大学の格上げを進め、IT・工学教育の高度化に取り組んでいます。これにより、専門性の高い人材育成が国家レベルで推進されていく見込みです。
ブライセンは中央直轄市フエにおいて、フエ大学との長年のパートナーシップを通じて、この教育改革の恩恵を早期に取り入れ、人材ネットワークとして活かしています。
その結果、当社はフエ拠点でも高度な技術力と安定したリソースを確保できる体制を整え、最先端の開発品質を提供することが可能になっています。
